生きているうちに備えを

夫婦

優先順位を決めて整理する

生前整理とは、自らの手で自分の持ち物を仕分けることをいいます。その仕分けの範囲は、アルバムや手紙などの思い出の品から不動産や骨董品のような資産まであらゆる品物に及びます。これを生前に行っておくことで、死後に遺族に迷惑をかけることを回避可能です。さらに残したい物を確実に手渡しできるため、渡し損ねることがありません。また生前整理なら、被相続人が生存中ですから相続品や相続分に不服があってもすぐに話し合いができます。これなら遺品整理と違い、相続人同士のトラブルも未然に防げます。こんなメリットがいっぱいなのは知りつつも、多くの方は生前整理ができないでいるようです。その主な理由としては、体力の衰えやどこからどう手を付けていいかわからないといったものです。確かに人の一生分の持ち物を仕分けるとなれば、かなりの分量になるはずです。それをひとつひとつ確認しながら分けるということは、相応の気力と体力を要することになるでしょう。これは体力が衰えたお年寄りにとってはかなり過酷な作業となります。そのため自分で生前整理する際は、先に計画を立ててから少しずつ実行に移すようにするべきです。その際何より最優先でおこないたいのが、貴重品や資産に関わる物の捜索と保管です。これは相続の話し合いで必ず必要になるので、まず真っ先にキープしておきましょう。それさえ仕分けておけば、あとは業者に任せてしまっても大丈夫です。業者は依頼人の指示通りに動いてくれますから、安心して生前整理をしてもらいましょう。